初夏の訪れを感じさせるイベント「ほおずき市」。浅草で行われている「ほおずき市」がおそらく最も有名ですが、実は東京各所で開催されているという事をご存知でしたか?
この記事では、2018年に東京都内で行われる「ほおずき市」を開催日順に掲載。日程や時間、開催場所へのアクセスなどについてお伝えしていきます。
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このページの目次
愛宕神社・千日詣り ほおづき縁日(6月23日、24日)
「ほおずき市」発祥の地と言われている東京都、愛宕神社(あたごじんじゃ)。かつて、境内にあった”ほおずき”が子供の癇や婦人病に効果があると言われたことから、ほおずき市が行われるようになったそうです。そして、現在、この地で毎年開催されているのが「千日詣り ほおづき縁日」です。
例年、開催は6月23日と24日。期間中に、社殿前にかまえられた茅の輪をくぐり、神社に参拝すると千日分のご利益があると言われ、昔から多くの人が訪れています。1回で千日分のご利益を頂けるなんて、なんだかお得ですよね。また、お祓い済みのほおずきを購入する事で、特別に購入者も社殿の中でお祓いもしてもらえます。
開催日:2018年6月23日(土)、24日(日)
時間:9:00〜20:00
住所:東京都港区愛宕1-5-3
アクセス:
・東京メトロ日比谷線「神谷町駅」より徒歩5分
・東京メトロ銀座線「虎ノ門駅」より徒歩8分
・都営三田線「御成門駅」より徒歩8分
電話番号:03-3431-0327
六本木 朝日神社・ほおずき市(7月6日、7日)
2018年で13年目を迎えるのが、六本木 朝日神社で開催される「ほおずき市」です。お祭り期間中は、宮崎県日之影町が主催して、名産品であるほおずきを用意。ほおずきの真っ赤な色で境内が彩られます。
このお祭りのテーマは「都会と田舎の交流」。「ほおずき」を通して、古来の習慣と、日之影町の自然や山村文化に対して親しみを持っていただきたいという願いが込められているそうです。
東京港区六本木という都心にいながらにして、都会の喧騒から離れる事が出来るまたとない機会ですね。
六本木 朝日神社・ほおずき市
開催日:2018年7月6日(金)、7日(土)
時間:10:00〜18:30
住所:東京都港区六本木6-7-14
アクセス:
・東京メトロ日比谷線/都営メトロ大江戸線「六本木駅」から徒歩4分
電話番号:03-3401-5790
浅草寺・四万六千日 ほおずき市(7月9日、10日)
ほおずき市として最も有名なのが、浅草寺で行われる「四万六千日(しまんろくせんにち) ほおずき市」でしょう。7月10日に参拝すると、なんと46,000日お参りしたのと同じだけのご利益があるそうです。ご利益、大盤振る舞いですね。ちなみに、46,000日分のお参りというと1年間、毎日欠かさずお参りしたとしても126年かかります。笑
「四万六千日 ほおずき市」の当日は境内が朝から晩まで、参拝者や売り子さんで賑わいます。創建628年、都内最古のお寺とも言われる浅草寺。下町の情緒あふれる雰囲気を味わえる事、間違い無しです。
開催日:2018年7月9日(月)、10日(火)
時間:8:00〜21:00頃
住所:東京都台東区浅草2-3-1
アクセス:
・東武スカイツリーライン「浅草駅」より徒歩5分
・東京メトロ銀座線「浅草駅」より徒歩5分
・つくばエクスプレス「浅草駅」より徒歩5分
・都営地下鉄浅草線「浅草駅」A4出口より徒歩5分
電話番号:03-3842-0181
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信松院・ほおずき市(7月9日、10日)
7月9日(日)、10日(月)の2日間、八王子市台町の信松院で「信松院ほおずき市」が開催されます。
ほおずきの他にも、風鈴やあさがおなどが並び、八王子の夏の風物詩となっています。
↓詳しくはイベントページをご覧ください↓https://t.co/lUrYoLehKP pic.twitter.com/3PZElFyN0V— はちなび-八王子の情報サイト (@hachi_navi) 2017年6月30日
武田信玄の四女・松姫が出家して八王子に建立した金龍山 信松院(しんしょういん)。2016年には松姫の没後400年を記念したイベントが開催されました。
約24年前からはじまった信松院の「ほおずき市」は、全国的にみると歴史は浅いですが地元八王子の人をはじめ全国各地から人が集まる催し物となっています。
ほおずきの他にも、風鈴やあさがおも販売されており初夏を満喫できる1日になるでしょう。
開催日:2018年7月9日(月)、10日(火)
時間:8:00〜22:00
住所:東京都八王子市台町3-18-28
アクセス:
・JR中央線「西八王子」駅より徒歩13分
電話番号:042-622-6978
光源寺・駒込大観音 ほおずき千成り市(7月9日、10日)
金色に輝く駒込大観音が安置されているのが光源寺です。光源寺の境内で例年7月に開催される「ほおずき千成り市」は別名、四万六千日の縁日とも呼ばれ、この期間にお参りをすれば46,000日分のご利益を貰えると言われています。これは、浅草寺の「四万六千日 ほおずき市」と同じですね。
広い境内では、ほおずきや風鈴に加えて、食べ物の屋台が出店していたり、音楽ライブが開催されたりしています。
開催日:2018年7月9日(月)、10日(火)
時間:14:00~20:00
住所:東京都文京区向丘2-38-22
アクセス:
・東京メトロ南北線「本駒込駅」下車 徒歩3分
・東京メトロ千代田線「千駄木駅」下車 徒歩10分
・都営三田線「白山駅」下車 徒歩8分
電話番号:03-3821-1188
深大寺・深大寺鬼燈(ほおずき)祭り(7月20日〜22日)
東京西部、調布市の深大寺で行われるのが「深大寺鬼燈(ほおずき)祭り」です。ほおずきの漢字は”鬼燈”と書くのですね。
催しのメインである、ほおずき以外にも昔ながらの紙芝居や猿回し、大道芸など様々なパフォーマンスを楽しめるのが「深大寺鬼燈祭り」の特長です。
お祭りと直接関係はありませんが深大寺といえば、お蕎麦が有名なので、食べてみると良いかもしれませんね。
開催日:2018年7月20日(金)、21日(土)、22日(日)
時間:10:00~18:30(最終日は17:30)
住所:東京都調布市深大寺元町5-15-1
アクセス:
・調布駅、つつじヶ丘駅、吉祥寺駅、三鷹駅よりバス
→バスの時刻表など詳細ページへ
電話番号:0422-26-1465
伝通院 源覚寺・文京朝顔 ほおずき市(7月21日、22日)
文京区小石川で朝顔市とほおずき市が同時に開催されるのが「文京朝顔 ほおずき市」です。
徳川家ゆかりの人物が多数眠る”伝通院”で「朝顔市」が、”こんにゃくえんまという”閻魔様が有名な”源覚寺”で「ほおずき市」が行われます。
伝通院と源覚寺の間は徒歩6分ですので、1日で朝顔市とほおずき市の両方を楽しむ事が出来る催し物です。
開催日:2018年7月21日(土)、22日(日)
時間:8:00~19:00(22日は15:00まで)
住所:
・伝通院:東京都文京区小石川3-14-6
・源覚寺:東京都文京区小石川2-23-14
アクセス(伝通院):
・都営地下鉄「春日駅」より徒歩10分
・東京メトロ「後楽園駅」より徒歩10分
アクセス(源覚寺):
・都営大江戸線、都営三田線「春日駅」より徒歩2分
・東京メトロ丸ノ内線、南北線「後楽園駅」より徒歩2分
電話番号:
・伝通院:03-3814-3701
・源覚寺:03-3811-4482
毘沙門天善國寺・神楽坂祭り(7月25日、26日)
趣ある裏道散策が楽しい神楽坂。この地に建立された毘沙門天善國寺を中心に開催される神楽坂まつりでも「ほおずき市」が行われます。
「ゆかたでコンシェルジェ」と呼ばれる浴衣姿のボランティアが神楽坂を案内してくれるサービスも。近隣飲食店の屋台が出店し、夏らしい夜が楽しめます。
およそ20の連(れん)が繰り広げる「阿波踊り」を観る事が出来るのも人気の秘密です。
開催日:2018年7月25日(水)、26日(木) ※2017年の日程より推定
時間:17:30〜22:00
住所:東京都新宿区神楽坂5-36
アクセス:
・JR「飯田橋駅」西口1分
・東京メトロ東西線・有楽町線・南北線「飯田橋駅」b3出口0分
・大江戸線「牛込神楽坂」1分
電話番号:
まとめ
さて、いかがでしたでしょうか。浅草寺の「四万六千日 ほおずき市」以外にも、東京各地でほおずき市が行われています。初夏の空気を楽しみに行くも良し、126年分のご利益を頂きに行くも良し。様々な楽しみ方が出来そうですね。今回ご紹介した日程やアクセスを参考に是非、楽しんでみてはいかがでしょうか。