忙しい、朝。
早く帰って家事を済ませたい、夕方。
そんな時、小さな怪獣たちが出現します。
「保育園に行きたくない」と泣き出す日。
「急いで着替えて!!」「分かってるから」と言いながら、モタモタ支度をする日。
「起きたくない」と布団にくるまったままの日。
「まだ遊びたい」と怒り出す日。
「帰りたくない」と泣きじゃくる日。
子供は、急いでいる時に限ってあれがしたい これがしたいと、急に言い出したり、泣いてわめいたりしますよね。
忙しいお母さん、お父さんのために、保育園に行かないと泣く時と、家に帰らないと泣く時の対処法をご紹介します。
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このページの目次
【イヤイヤ期】朝、保育園に行かないと泣く時の対処法4選
朝、行きたくないと言うのも何か理由は有るのだろうと思います。
例えば、お友達と喧嘩をした。
クラスが変わったり、担任の先生が変わった。
子供によっても勿論異なりますし、日によっても異なります。
でも休ませるわけにもいかないので、保育園へ行く方向へ気持ちを持っていってあげられると良いですね。
それでは具体的にご紹介していきます。
1.子供の気持ちを受け止める
朝は準備も有るし、会社へ遅刻は避けたい。
毎日バタバタしているところへ、行きたくないと泣かれると、こっちが泣きたくなります。
しかし、何か理由があって泣いているし、行きたくないと言っているんですね。
忙しいとは思いますが、一度手を止め、お子さまとの時間を作ってあげて下さい。
必ず、しながらで話をするのはダメです。
頭ごなしに怒るのもダメで、怒ると余計に泣くし、どんどん行きたくなくなります。
膝の上に乗せるか、ギューっと抱きしめたり、子供の目を見て話ししましょう。
「行きたくないのね、どうしたのかな?」と聞いてあげて、言わなかったら無理に聞き出さなくても大丈夫です。
「お母さんも○○ちゃんと一緒に居たいよ。でもね、お仕事頑張るから○○ちゃんも行ってみよう?」
一旦、行きたくないという気持ちは受け止めて、一緒に頑張ろうと伝えてあげてみて下さい。
お母さんは、お父さんは分かってくれると、安心感が得られ、頑張ってみようという気持ちになるかもしれません。
2.楽しみと思うような約束をする
大人も同じですが、例えば週末に旅行の予定が入っているとします。
そうするとその1週間、お仕事を頑張れますよね。
子供にも楽しみを作ってあげては、いかがでしょうか?
「お休みになったら、公園に行こう」
「今日は早くお迎えに来るからね」
「帰りに一緒にお買い物に行こう」
など、お約束をしてみて下さい。
私はこの手をよく使いました。
いまだに使いますが( *´艸`)
すると子供も、
「あと何日行ったら、公園行ける?」
「お母さん、はやくお迎えきてね。行ってきまーす」
と機嫌よく登園します。
3.時間に余裕をもって行動する
朝は毎日バタバタしてしまいます。
時間に余裕が無いと、気持ちも余裕が無くなります。
私はこのパターンでした。子供には本当に悪いことをしたなと思います。
少し早く起き、その間にお弁当や朝ごはんを作りましょう。
前の晩に作っておくのも手ですね。
一通りする事が終わったら、子供も早めに起こし、朝ごはんを一緒に食べられたらベストですね。
子供もゆっくりと準備をする時間が必要でしょう。
何分に家を出たら間に合うというのは有ると思いますが、その時間から10分~15分は早くでるつもりでいましょう。
いざ出ようと思っても、子供が居ると、オシッコしたいですとか、今日あれが必要だとか、急に言い出してすぐには出られないことが有ります。
そんな時、急な用事が入っても、間に合うくらいの余裕があれば、お母さんやお父さんもイライラせずに済みますね。
4.毎晩、保育園での話を聞く
「今日は何をして遊んだの?」
「給食は何だった?」
など質問をしてあげても良いですし、子供から話をしてきたら、手を止め聞いてあげましょう。
そして、「明日はどんな事をするのか楽しみだね」や「明日の給食は何だろう」。
「●●ちゃんや△△君は来るかなぁ?」「運動会の練習楽しみだね」など、次の日や先の話をしてみましょう。
長女は、「明日は○○して遊ぶー」とルンルンで話をしてくれました(^^♪
じゃあ早く寝て早く起きなきゃねと、早寝にも効果的でした♪
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【イヤイヤ期】保育園から帰らないと泣く時の対処法4選
仕事が終わり、お迎えに行き、帰ってからもする事が待っている。
それなのに、帰らないと大泣きされると、困るし悲しい気持ちになります。
他の保護者や先生の目も気になることも有りますし、子育てを間違えて甘やかしすぎたかなと落ち込むときも有りました。
何故、帰らないとグズグズ言い始めるのでしょうか?
・まだ遊びたい
・甘えたい
少しでも早く帰宅できるように、対処方をご紹介します。
1.今している遊びのキリが良いところまで待つ
「それが終わったら、もう帰ろうね。続きは明日しようね」
などと少し待って、また明日も出来るという事を伝えましょう。
私もよく有りました。長女はパズルが好きで、いつもお迎えに行くとパズルの途中で、「まだパズルするー」と泣いていました。
保育園の先生も、「今しているパズルが終わってからで良いですよ」と言って下さったので、いつも「これが終わったら帰ろうね。お約束」と終わるまで待っていました。
すると長女は納得し、その後はパズルを終えると機嫌よく帰るようになりました。
2.帰り道や帰ってからの楽しみを伝える
朝に泣く時の対処法にも出てきましたが、帰宅時にもこの方法は使えます。
帰り道にいつもと違う道を通ってみたり、バスが何台通るか数えながら帰ろうなど、次には楽しいことが待っているんだと想像させます。
後は子供は公園が好きなので、少しだけ寄れるのであれば、滑り台1回だけ滑りに行こうと誘ってみても良いですね。
すると早く帰ろうと片付けを始めてくれる時があります。
長女は買い物や公園と言うと、急いで片付けをしていました(;’∀’)
3.泣いた時は怒らず抱きしめて
私は最初、帰らないと泣きわめいていた時、怒ってばかりでした。
どうして毎日うちだけなきわめくのかと…。
ただ、怒ることは逆効果だったのです。
怒るほど泣くし、何度も逃げる長女を追いかけた事も有りました。
しかし方法を変えようと、人が少ない所へ連れていき、静かにゆっくりと言い聞かせるように伝えました。
分かったとお互い納得できたら、ぎゅーっと抱きしめます。
落ち着いて話を聞いてくれるようになりますよ(^^)
4.強硬手段もアリ
怒ることは逆効果とお伝えしましたが。時にはダメな時はダメと言う事も大事ですね。
どうしても時間が無い時や、毎回待っているともっともっととなる時は、自分の言うことが全て通るわけではないと、教えなくてはいけません。
どれだけ泣いても、無理やり抱きかかえて連れて帰る日も有って良いのです。
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まとめ
いかがでしたか?
毎日行きたくない、帰りたくないと泣かれると、こちらも悲しくなってしまいますが、今回ご紹介した方法を一度試してみて下さい。
それと、帰ってからも忙しいとは思いますが、お子さまとゆっくり過ごす時間を少し持ちましょう。
長女が行きたくない帰りたくないと一番グズグズ言っていた時、ゆっくり過ごす時間を持てていませんでした。
今振り返ると、丁度2人目を妊娠していたことで長女は不安だった上に、私は帰ると家事をしてお風呂に入って、ハイ寝なさいの状態でした。
かまってほしかったのかなと、その時に気づけなかったことを後悔しています。
うちの子だけかしら…そんなことはありません。
他のお子さまでも有ることですし、子供も成長しいつかは落ち着きます(^^♪
長女も今では、行きたくない、帰りたくないと泣くことは無くなりました。
この時期は今しかないと思って、ご家族とご相談しながら、みんなで成長を見守っていきましょう(*‘ω‘ *)